2013年の Forensic 4:cast Award の受賞以来、毎年連続でフォレンジック、インシデントレスポンス分野を代表するツールの開発元として非常に高い評価を受けている Magnet Forensics 社。

同社の主催する Magnet Summit が今年も開催されます。

昨今のコロナウイルス感染症の世界的な大流行の影響を受け、開催が危ぶまれましたが今年はオンラインでの開催が決定。
それに伴い名称を MVS (Magnet VIRTUAL Summit) 2020 に変更し、本日より事前のオンライン登録受付を開始しました。
Magnet 製品のご購入を検討中のお客様であれば、どなたでも無料でご登録頂けます。

https://atwm.swoogo.com/MagnetVirtualSummitAP2020

しかも、今回は当初短期間で集中的に予定されていたセクションを1日あたり1-3 枠程度に分け、5月5日から6月4日まで1ヶ月に渡る長期開催のオンラインイベントとなっています。アメリカ、カナダの他、シンガポールや、中国、韓国からの登壇者を迎え世界中のフォレンジックの今に触れることができます。登録は  1セッション から可能なため、今まで現地に行くことが難しかったお客様も、ご都合の宜しい時間だけピンポイントでご参加頂くことができます。(受講対象は登録後にも変更可能です)

MVS 2020 の以下のセッション (抜粋) では Magnet AXIOM の今後のロードマップや前後にアップデートが予定されている Magnet AXIOM Cyber の新機能紹介に加え、新製品 Magnet Outrider の紹介が行われる他、AXIOM v4.0 の機能についてのセッションも予定されています。

• Feature Presentation by Magnet Forensics (5月5日)
• Dig Deeper: Cloud Investigations with AXIOM Cyber (5月8日)
• Need for Speed with Magnet OUTRIDER (5月27日)

さらに、MVS 2020 は Magnet 製品の紹介に留まらずフォレンジックコミュニティ全体に貢献するセッションも数多く予定されています。

• The Evolution of Ransomware – Attack, Investigation, Response & Prevention Strategies (5月11日)

では、未だ止むことのないランサムウェアの脅威に調査員としてどう立ち向かうべきかに焦点が当てられます。
また、調査の需要が増加している Mac 解析を扱うセッションも。

• macOS: Forensic Artifacts and Techniques that are Essential for Mac Investigations (5月12日)
• Utilizing Timeline Analysis to Investigate the Lifespan of an iOS Voice Memo(5月15日)
• Jailbreaking iOS Devices: Checkra1n! + Magnet ACQUIRE (5月19日)

さらに、暗号通貨や IoT、Linux の保全や解析など調査員が直面しうる現実の問題を幅広くフォロー。
感染症の流行下でも止まない攻撃に対抗する術をフォレンジック調査員やファーストレスポンダーに提供します。

加えて、Magnet Forensics 社のトレーニングチームが主催する CTF (Capture The Flag) イベントも同時開催。
開始時間が日本時間の早朝のため参加が難しいかもしれませんが、貴方のフォレンジックスキルの腕試しに是非挑戦してください。上位入賞者には景品も用意されています。

全編、オンラインでの開催となりますが、同時接続数等の関係で参加者多数の場合、目的のセッションを受講されることができない場合があります。お席の確保のため参加をご希望される方はお早めの登録をお願いします。

https://atwm.swoogo.com/MagnetVirtualSummitAP2020