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OpenText Forensic v25.4 リリース

概要

OpenText Forensic v25.4 がリリースされました。

  • リリース日:2025/10/30

主な追加・修正・変更点等は、以下をご覧ください:

 

※ 記事内のURLは、予告なく変更、もしくは削除されることがあります。

機能の追加、及び拡張

  • フォレンジック調査の速度と精度を向上させるための強力な内部ファイルタイプ認識エンジン(File Type Detection)を搭載しました。
    • この機能は、高度なコンテンツ分析、シグネチャーマッチング、ファイル拡張子インテリジェンスを活用するため、迅速なトリアージを実現すると同時に、誤検知を大幅に削減します。

 

 

    • “File Type Detection” は、昨今のファイル形式を容易に処理できるよう設計されており、既存のファイルタイプテーブルとシームレスに連携します。これにより、必要に応じて柔軟にカスタマイズや拡張が可能です。未知のファイルの識別からフォレンジックツールとしての精緻化に至るまで、OpenText Forensic がよりスマートな検出を手の届くところに提供します。

 

  • Artifact Explorer で、地理座標を含むアーティファクトをキーホールマークアップ言語(KML)ファイルにエクスポートする機能を追加しました。

 

 

    • KMLファイルは、以下のサービスで利用可能で、対応する KML ビューアにインポートすることができ、抽出されたメタデータに基づいてアーティファクトの位置を明確に表示します。
      • Bing Maps
      • Google Maps
      • Esri ArcGIS など

 

  • Artifact Explorer で、タイムライングラフ上で直接日付範囲を定義できるようになりました。
    • この範囲は解除されるまで継続されます。選択範囲はタイムライングラフ上にラベル表示され、タイムライングリッドはその範囲のみを表示するように更新されます。

 

 

  • 問題診断機能の向上のため、証拠データ処理時に詳細な実行追跡を含むロギング機能が強化されるようになりました。

既存の問題の解決、解消、及び改善

  • “sqlite3.dll” の脆弱性が、バージョン 3.41.2.1 から 3.50.2 へのアップグレードにより修正されました。

 

  • “Require Case Information” チェックボックスが選択された状態で証拠データを処理する際、エラーメッセージが発生する問題が解決されました。以前は処理が開始された後停止し、以下のエラーが表示されていました:
    • “Error submitting job to Processing Node ‘Local Machine’: HTTP Response: Bad Request [400]”.

 

  • Google Takeout で取得された MBOX メールアーカイブの証拠処理中の遅延が解消されました。

 

  • ブックマークが消失されることがある問題が解決されました。

 

  • Windows Defender またはその他のウイルス対策ソフトウェアが、OpenText Forensic デスクトップクライアント経由での Direct Agent の作成を妨げる可能性があります。
    • この問題が発生した場合、ウイルス対策ソフトウェアで “Encase.exe” を例外として登録することで、問題が解消されます。

詳細情報

製品についての情報は、以下のWebサイトをご確認ください。

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