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OpenText Forensic v25.3 リリース

概要

OpenText Forensic v25.3がリリースされました。

  • リリース日:2025/07/31

主な追加・修正・変更点等は、以下をご覧ください:

 

※ 記事内のURLは、予告なく変更、もしくは削除されることがあります。

機能の追加、及び拡張

  • OpenText Forensic インストール時、Artifacts Explorer のアイコンがデスクトップに自動的に追加されるようになりました。

 

 

  • Artifacts Explorer で、効果的に解析するための Timeline ビューが追加されました。この新機能により、以下のことが可能になります:
    • 選択したイベントタイプに基づいて、アーティファクトを時系列で表示できます。
    • インタラクティブなタイムグラフを使用することで、目的のデータへの正確なナビゲーションが可能になります。
    • 特定の日時の範囲により、絞り込みもしくはより広範囲の日時における調査が可能になります。
  • Timeline ビューにより、ユーザーはアーティファクトのパターンを迅速に解析・特定し、インシデント発生時のイベントの発生やプロセスを関連付け、より直感的で視覚的且つ効率的にフォレンジック調査をすることができます。

 

 

  • Artifacts Explorer で、任意のアートファクトの分類を好みの View Profile にリンクの設置ができるようになりました。
    • テーブルのレイアウト(カラム、フィルター、並び替えなど)が自動的に関連付けられたプロファイルに合わせて調整され、より迅速かつ一貫した作業が可能になります。
    • 作業効率を高めるため、あらかじめ組み込まれた View Profile には、一般的な分類に対するデフォルトの関連付けが設定されており、必要に応じて簡単にカスタマイズできます。
    • これらの関連付けを設定または更新するには、設定(ギアアイコン)をクリックして設定画面にアクセスしてください。

 

 

 

  • Artifacts Explorer は、地理データに対するより精密な制御機能を提供します。
    • 位置情報は、緯度 / 経度 / 高度 / 方向の各情報に分割され、その空間におけるデータを正確に分析、及びフィルタリングすることが可能になりました。さらに、”GPS Coordinates(GPS 座標)” という新しいカラムが追加され、地図上の位置情報を明確かつ統一的に表示できるようになりました。
    • これにより、位置情報に基づいたフォレンジック調査で必要なアーティファクトを迅速に特定し、関連付けることが可能になりました。

 

 

  • Artifacts Explorer で、ブックマークフォルダーの追加・名前変更・移動・削除を直接行うことができるようになりました。これにより、タブ(画面)を切り替えることなくブックマークの整理と管理がより簡単になりました。
    • Artifact Explorer で実施された全ての変更は自動的に同期化されます。それにより、OpenText Forensic スイート全体で一貫性が保たれます。

 

 

  • Artifacts Explorerにおいて、”ダークモード” で画面表示できるようになりました。
    • デフォルトでは “ライトモード” で表示されます。ダークテーマに変更するには、アプリケーションの設定(画面右上のギアアイコン)から変更可能です。

 

 

  • Artifacts Explorerに、インタラクティブな “ケースダッシュボード(Case Dashboard)”が搭載されました。
    • これは、収集した証拠データ内のアーティファクトを分類し、ビジュアルで一目で把握できる強力なツールです。このダッシュボードには、”クラス別アーティファクト” と “サブクラス別アーティファクト” の2つの動的なチャートが表示されます。データを一目で簡単に探索・分析できるようになります。
    • ケースダッシュボードには、アプリケーションリボンの「Case(ケース)」メニューからアクセスできます。

 

 

 

  • BitLocker FIPS モードをサポートするようになりました。
    • これにより、連邦情報処理標準(FIPS)に準拠して暗号化されたドライブの安全な解析が可能となります。
    • さらに、高度なセキュリティ環境や政府規制対象のシステムとの互換性が確保されます。

 

  • Preview Package のデフォルトの出力先が、ケースフォルダーになりました。

既存の問題の解決、解消、及び改善

  • Windows 11 24H2 マシンで、ローカルの物理メモリとプロセスメモリのプレビューができない問題が修正されました。(OCTCR77IJ4859203)

 

  • iOS デバイスでの “TextFree” 及び “WhatsApp” データの処理(パース)に関する問題が修正されました。

詳細情報

製品についての情報は、以下のWebサイトをご確認ください。

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