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Magnet AXIOM v9.6 リリース

概要

Magnet AXIOM v9.6 がリリースされました。

  • リリース日:2025/09/24

主な追加・修正・変更点等は、以下をご覧ください:

 

※ 記事内のURLは、予告なく変更、もしくは削除されることがあります。

機能の追加、及び拡張

  • 新しいアーティファクトの追加
    • ChatGPT Messages
      •  iOS  : ChatGPT メッセージのサポートを追加しました。
    • Chromium ベースの Web ブラウザーのアーティファクト
      •  Windows  : 以下の、Chromium ベースの Web ブラウザーのアーティファクトのサポートを追加しました:
        • Chromium Based Browsers Autofill
        • Chromium Based Browsers Bookmarks
    • Cloud Google のアーティファクト
      •  Cloud  : 以下の、Cloud Google のアーティファクトのサポートを追加しました(”Warrant Return” のみ):
        • Cloud Google Calls
        • Cloud Google Voicemail
    • Zangi のアーティファクト
      •  Android  : 以下の Zangi のアーティファクトのサポートを追加しました:
        • Zangi Calls
        • Zangi Groups
        • Zangi Messages

 

  • 既存アーティファクトの更新
    • Apple Notes
      •  iOS  : iOS18 向け添付ファイルの復元機能が更新されました。
    • Audio and Videos
      •  全てのプラットフォーム  : EXIFメタデータに合わせるため、アーティファクト名が新たに追加・更新されました。
    • Facebook Public Friends
      •  Cloud  : Facebook の公開されている友達情報 (Public Friends) の取得をサポートするためパース機能が更新されました。
    • Blink Cached Media
      •  Android  : 可能な場合、キャッシュされた動画のキャプチャーに対応するように更新されました。
    • Session のアーティファクト
      •  iOS  : v2.14.x 向けに、以下のアーティファクト及び機能のサポートが更新されました:
        • 復号機能
        • Session Communities
        • Session Messages
    • Signal Desktop
      •  Windows  : Signal Desktop v7.17 に対応するよう更新されました。
    • WeChat Messages
      •  Android  : 添付ファイルのファイル名のパース機能が更新されました。

 

  • AXIOM Cloud
    • Facebook Private Friends の取得方法が更新されました。
    • Microsoft OneDrive アカウントの写真取得方法が更新されました。

 

  • AXIOM Process
    • Cellebrite Premium で抽出された “secrets.json” ファイルからの復号キーを自動的に読み取る機能が導入されました。
    • Signal Desktop の添付ファイル復号がサポートされるようになりました。
    • Nexus ハイブリッドエージェントを使用してエンドポイントの証拠を収集できるようになりました。(AXIOM Cyber のみ)
    • Android OS 搭載の Xiaomi デバイスからのデータ取得がサポートされるようになりました。
    • タイトルバーにライセンスタイプが表示されるようになりました。

 

  • AXIOM Examine
    • 閉じた際のウィンドウサイズと位置で再開するオプションが追加されました。
    • エクスポートテンプレート内のアーティファクト選択を変更する際、同一名称の全アーティファクトを選択/選択解除できるようになりました。
    • サポート対象アーティファクトを右クリックすると、イベントスナップショットを生成できるようになりました。
    • Artifact エクスプローラーでカラムを固定できるようになりました。関心のあるカラムを選択して固定したまま水平スクロールが可能になりました。

既存の問題の解決、解消、及び改善

  • 破損した MFT レコードを持つ NTFS ファイルシステムを処理中に、ゼロ長の属性レコード値に遭遇した場合、応答しなくなることがある問題が解消されました。(-ENGN-14118)

 

  • AXIOM Process が VFS ファイルシステム内にキャッシュされたディレクトリエントリを処理中にタイムアウトすることがある問題が解消されました。(-ENGN-14123)

 

  • AXIOM Process が、レジストリ本来のハイブの外にあるトランザクションログを含むハイブの bin を読み取れないことがある問題が解消されました。(-ENGN-14136)

 

  • AXIOM Examine が重複フラグメントなどのエラーを検出後、タイムラインを構築できないことがある問題が解消されました。(-EXM-4925)

 

  • マルチユーザー環境(例:Windows Server)で同一ケースに複数ユーザーがアクセスした場合、AXIOM Examine がクラッシュすることがある問題が解消されました。(-EXM-4239)

 

  • HTML レポート作成時に “Value cannot be null” というエラーで失敗することがある問題が解消されました。(-EXM-5210)

 

  • タイムライン構築の選択により、結果を生成せずに AXIOM Examine が一時的に応答しなくなることがある問題が解消されました。(-EXM-5136)

 

  • AXIOM Process がパスキーの復元中に例外を発生させた場合、Network Profiles が取得されないことがある問題が解消されました。(-CARS-1612)

 

  • Instagram(ユーザーアカウント)のダイレクトメッセージ取得が 400 エラーにより失敗する問題が解消されました。(-CA-567)

 

  • 取得した Microsoft Teams メッセージに “systemEventMessage” が表示されることがありました。今後は、該当する場合に “Event summary value(イベント概要値)” が使用されます。(-CA-3121)

 

  • Gmail アカウントの取得が、ファイル名・ディレクトリ名・ボリュームラベルの構文エラーにより失敗することがある問題が解消されました。(-CA-3184)

 

  • システムのプロキシ設定が AXIOM Process に正常に適用されないことがある問題が解消されました。AXIOM Process に、プロキシ自動設定 (PAC) にシステムプロキシリゾルバーを使用する機能が提供されるようになりました。(-CA-3242)

 

  • Box.com からのデータ取得が、”object reference not set to an instance of an object” の例外処理で失敗することがある問題が解消されました。(-CA-3258)

 

  • Slack の XML エクスポートで、添付ファイルの完全なファイル名リストが表示されないことがある問題が解消されました。(-CLA-217)

詳細情報

その他アップデート情報や詳細に関しては、Magnet Forensics社のWebサイトをご確認ください。

 

製品についての情報は、以下のWebサイトをご確認ください。

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