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新バージョンのリリース

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Magnet AXIOM v9.3.1 リリース

概要

Magnet AXIOM v9.3.1がリリースされました。

  • リリース日:2025/06/25

主な追加・修正・変更点等は、以下をご覧ください:

 

※ 記事内のURLは、予告なく変更、もしくは削除されることがあります。

機能の追加、及び拡張

  • 新しいアーティファクトの追加
    • Microsoft Teams Calendar
      •  Android  : Microsoft Teams カレンダーのサポートを追加しました。
    • Slack
      •  Windows  : Microsoft Store から入手できる Slack のパース機能を追加しました。

 

  •  既存アーティファクトの更新
    • Chrome Logins
      •  Windows  : “Modified Date/Time – UTC”(更新日時) と “Last Login Date Time -UTC”(最終ログイン日時) が追加されました。
    • Edge Chromium
      •  Windows  : Edge パスワードの復号化機能が更新されました。
    • Facebook Messenger Messages
      •  iOS  : グループメッセージのグループ名を表示するように更新されました。
    • iOS Call Logs
      •  iOS  : 削除された通話履歴の追加レコードを復元できるように、パース処理が更新されました。
    • iOS Wi-Fi Profiles
      •  iOS  : 経度/緯度のパース機能が更新されました。
    • Microsoft Teams Messages, Microsoft Teams Calls
      •  Android  : コールステータス、通話時間、送信者/受信者情報の表示を改善するため、パース機能が更新されました。
    • Signal Conversations – Android
      •  Android  : グループメンバー、グループメンバーの電話番号、パートナー、電話番号の解析が更新されました(Signal backups version 7.39.5)。
    • Signal Messages – Android
      •  Android  : 以下のパース機能が行進、もしくは情報が追加されました(Signal backups version 7.39.5):
        • 添付ファイルのパース機能の更新
        • Signal Stories のパース機能の更新
        • 連絡先カード情報の追加
        • 共有位置情報メッセージから緯度/経度の値の追加
    • Signal Messages – iOS
      •  iOS  : 連絡先カードの詳細のパース機能が更新されました(Signal version 7.55)。
    • Signal Stores
      •  iOS  : “Stories” の添付ファイルのサポートが追加されました。
    • Telegram
      •  Android  : Telegram のパースが更新されました(Telegram version 11.12.0)。
    • Threema Messages
      •  Android  : サムネイル添付ファイルの表示が追加されました。

 

  • AXIOM Cloud
    • AXIOM Examine において、PST ファイル内の非 OLE(埋め込みでない)添付ファイルに対する Microsoft Purview エクスポートをサポートするようになりました。
    • AXIOM Process は、Google Cloud から Android Backups を取得できるようになりました。
    • AXIOM Process は、Facebook タイムラインの取得時にピン留めされた投稿を取得できるようになりました。
    • AXIOM Process は、法的保持ポリシーが適用された Microsoft 365 アカウントで保存されたデータを取得する際、リカバリー可能なアイテムフォルダーを含めるようになりました。
    • AXIOM Process は、最新の Microsoft Purview eDiscovery 形式に対応するようになりました。
    • Facebook Messenger の会話取得前に、特定の会話を選択できるようになりました。

 

  • AXIOM Process
    • AXIOM Process は、Magnet Review へ公開する際、Dynamic Application Finder からカスタムアーティファクトを含めるようになりました。
    • 異なるファイル形式に対応するため、Expert Witness File (EWF) のパース機能が改善されました。
    • AXIOM Process から Magnet Review SaaS にケース情報を公開する際のパフォーマンスが向上されました。

 

  • AXIOM Examine
    • AXIOM Examine は、エクスポートテンプレートのカラム選択の設定を保持するようになりました。

既存の問題の解決、解消、及び改善

  • AXIOM Process の Snapchat Warrant Return のフォーマットが更新されたことによる、Snapchat Warrant Return を処理できなかったことがある問題が解消されました。(-CA-1210)

 

  • AXIOM Process において、Android OS のバージョンを検出できなかった場合、限定的な結果のみ取得されることがある問題が解消されました。(-ENGN-10691)

 

  • AXIOM Process で NTFS ファイルシステムを処理中にクラッシュし、ログに『ファイルの一覧を取得できませんでした』と表示されることがある問題が解消されました。(-ENGN-10884)

 

  • AXIOM Process でフラット VMDK イメージを処理できないことがある問題が解消されました。(-ENGN-10999)

 

  • AXIOM Process において、GitHub から直接 AFF4 イメージを処理できなかったことがある問題が解消されました。(-ENGN-12711)

 

  • Magnet Automate から HEIC ファイルをエクスポートする際、AXIOM Process が各フレームごとに元の HEIC ファイルのコピーを生成することがある問題が解消されました。(-EXM-4905)

 

  • カラムフィルターで “バックスラッシュ” を使用すると、AXIOM Examineがクラッシュすることがある問題が解消されました。(-EXM-4776)

 

  • AXIOM Process において、EML(X) ファイルから “yyyy-mm-ddThh:mm:ssZ” 形式の日付時刻を正しくパースできないことがある問題が解消されました。(-CARS-1262)

 

  • Facebook の取得を実行した後、AXIOM Processを閉じた際に、一部のプロセスが実行されたままになり、以降の Facebook 取得が実行できない状態になることがある問題が解消されました。(-CA-2982)

 

  • AXIOM Process において Instagram Public(公開アカウント)の取得結果が空(ブランク)になることがある問題が解消されました。(-CA-2329)

 

  • AXIOM Process において、Snapchat のグループメッセージが正しくパースできないことがある問題が解消されました。(-CLA-189)

 

  • AXIOM Process が Instagram のハッシュタグ付き公開投稿を取得できない問題が解消されました。(-CA-2504)

詳細情報

その他アップデート情報や詳細に関しては、Magnet Forensics社のWebサイトをご確認ください。

 

製品についての情報は、以下のWebサイトをご確認ください。

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