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Magnet AXIOM v9.0 リリース

概要

Magnet AXIOM v9.0がリリースされました。

  • リリース日:2025/03/18

 

主な追加・修正・変更点等は、以下をご覧ください:

 

※ 記事内のURLは、予告なく変更、もしくは削除されることがあります。

機能の追加、及び拡張

  • 新しいアーティファクトの追加
    • Pictures
      •  全てのプラットフォーム  : “AVIF” 画像フォーマットのサポートが追加されました。
    • Slack
      •  Windows / MacOS  : Slack Local Storage の解析サポートが追加されました。
    • Telegram Group – iOS
      •  iOS  : Telegram Groups の解析サポートが追加されました。

 

  •  既存アーティファクトの更新
    • Android Telegram Messages – Android
      •  Android  : Telegram の最新バージョンをサポートするように解析機能が更新されました。
    • Cached Locations
      •  iOS  : iOS 16.5.1のカービングサポートが更新されました。
    • Chrome Local Storage
      •  Windows / MacOS  : 解析時、バッチアクセスの日時情報が含まれるように更新されました。同時に、タイムスタンプの解析がアップデートされました。
    • Edge Local Storage
      •  Windows / MacOS  : バッチアクセスの日時情報が含まれるように更新されました。同時に、タイムスタンプの解析がアップデートされました。
    • Discord Local Storage
      •  Windows  : 解析時、バッチアクセスの日時情報が含まれるように更新されました。同時に、タイムスタンプの解析がアップデートされました。
    • Slack Local Storage
      •  Windows  : 解析時、バッチアクセスの日時情報が含まれるように更新されました。同時に、タイムスタンプの解析がアップデートされました。
    • Facebook Messenger End-to-End Encrypted Chats
      •  Android / iOS  : 送信者と受信者のユーザー ID フラグメントを含むように更新されました。
    • Location History – iOS – Cached Locations
      •  iOS  : iOS 14.4.2以降で、キャッシュされた位置情報のカービングサポートが強化されました。

 

  • AXIOM Cloud
    • AXIOM Processの内部ブラウザーが、Slackの情報を取得できるように更新されました。
    • Appleのクラウドデータ取得のデータソースとして、”iCloud Keychain” を取得できるようになりました。

 

  • AXIOM Process
    • GrayKey / VeraKey(AppLogic 5.12 有り)で作成された “Axiom Express Extraction” により、ファイルシステム全体の抽出を AXIOM Process で取得および処理できるようになりました。

 

  • AXIOM Examine
    • “Magnet Exhibit Builder” が “Magnet AXIOM Suite” ライセンスで利用可能になりました。
    • “イベントスナップショット (Event Snapshots)” という、イベントの指定された日時の範囲内のアーティファクトエビデンスに焦点を当てたビューがカスタムダッシュボードに提供されました。
    • “Magnet Copilot” と “Magnet Verify” がライセンス機能として利用可能になりました。
    • ポータブルケースを開くために使用される “OpenCase.exe” が署名されたアプリケーションになりました。
    • AXIOM Examine から、選択したメディア・アイテムの Magnet Griffeye ケースを自動的に作成できるようになりました。
    • PDF レポートのメディアファイルタイプに、PDF と一緒にエクスポートされたオリジナルファイルへのハイパーリンクが含まれるようになりました。
    • AXIOM Process と AXIOM Examine の両方の “ヘルプ (Help)” メニューから、新機能リクエストの投票や提出など、フィードバックを提供できるようになりました。

既存の問題の解決、解消、及び改善

  • “Activity_log.txt” がロックされ、AXIOM Process が起動できないことがある問題が解消されました。(-ENGN-12739)

 

  • AXIOM Process から Magnet Review に公開する場合、スキャンがトークンの有効期限を超えると AXIOM Process がクラッシュする問題が解消されました。(-ENGN-13224)

 

  • [Files and Folders]ワークフローを使用して同じドライブから追加の証拠をスキャンすると、AXIOM Process が新しく作成された .zip ファイルを追加する代わりに既存の .zip ファイルに証拠を追加してしまう問題が解消されました。(-ENGN-11973)

 

  • AXIOM Examine で無効な日時情報を含むアーティファクトを HTML 形式へエクスポートすると失敗することがある問題が解消されました。(-EXM-4465)

 

  • Microsoft Office の添付ファイルを含む iMessages をエクスポートすると、メタデータ・ファイルが収集されてしまう問題が解消されました。(-EXM-4152)

 

  • ケースに証拠が追加されると、アーティファクトエクスプローラー内のアーティファクトのカウントが更新ない問題が解消されました。(-EXM-4373)

 

  • エクスポートサマリーの日時情報の形式が、ユーザーが指定した設定と異なる場合がある問題が解消されました。(-EXM-4520)

 

  • E01 証拠ファイルから Microsoft Teams メッセージを解析できなかったことがある問題が解消されました。(-CARS-1174)

 

  • 改ページと予期しない HTML フォーマットである場合、Facebook Warrant Return からのメッセージの解析に失敗することがある問題が解消されました。(-CLA-145)

 

  • Graykey を使用した Android の FFS 抽出の場合、同じ WhatsApp 内の送信/受診メッセージが重複されることがある問題が解消されました。(-MARS-2808)

 

  • “WhatsApp グループメッセージ(Android)” アーティファクトにおいて、グループ名がメッセージの送信者として表示されていた問題が解消されました。(-MARS-2779)

 

  • Magnet AXIOM 8.9.0 では、オフラインの Windows 11 ワークステーション上で有効なドングルライセンスを認識しないことがある問題が解消されました。(-ML-3012)

 

  • AXIOM Process が iCloud Mail を取得するときに予期しない文字例外を発生させることがある問題が解消されました。(-CA-2801)

 

  • Apple iMessage 添付ファイルのダウンロードされたチャンクが AXIOM Process 実行可能ディレクトリに一時的に保存されてしまう問題が解消されました。(-CA-2784)

 

  • Google Workspace からすべてのユーザーアカウントをロードすると、AXIOM Process が応答しなくなることがある問題が解消されました。(-CA-2758)

詳細情報

その他アップデート情報や詳細に関しては、Magnet Forensics社のWebサイトをご確認ください。

 

製品についての情報は、以下のWebサイトをご確認ください。

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