AccessDaat FTK の最新版、v7.2 がリリースされました。
主な変更点は以下の通りです。
ドライブの復号機能の改善 |
- McAfee Drive Encryption (MDE) で暗号化されたボリュームを復号できるようになりました。(FC-44)
- 暗号化された Apple File System (APFS) ボリューム (Mac システム内のチップによって暗号化されたドライブを除く) が復号できるようになりました。(FC-4 / FC-228)
(Apple の T2 チップによって暗号化された APFS ボリュームの復号には、ドライブがシステム内部にある状態のまま保全するのがベストプラクティスです)
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証拠イメージのエクスポート |
- L01 形式のエクスポート機能が追加されました。 (FC-47)
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Processing (証拠処理) |
- 光学式文字認識 (Optical Character Recognition (OCR)) エンジンとして、ABBYY が FTK に統合されました。(FC-38 / FC-263)
- 統合及び設定のガイドは ナレッジベース の記事 (https://support.accessdata.com/hc/en-us/articles/360037136414-How-to-Install-and-Configure-ABBYY-for-Quin-C-FTK) をご覧ください。
注意: ABBYY の OCR ジョブを実行するには、Quin-C が稼働している必要があります。Quin-C サーバーのサービスが実行されていない状態で、FTKで送信されたABBYY のジョブはキューに入れられるため、処理状態のウインドウには進捗が表示されません。
- システムブラウザーのクッキーの情報は “System Information” タブに集約され確認ができるようになりました。(FC-251)
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Registry Viewer Reports |
- Windows 10の新しいバージョンで追加されたレジストリが追加されました。(FC-54)
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Viewer |
- Natural ビューの Web View タブは、Content viewer 内に再配置されました。新しい Web (HTML5) のタブと古い Web view のタブは切替可能です。(FC-204)
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