IDA Pro のVer.7.6がリリースされました。
主な変更点は以下の通りです。
– M1 対応
本バージョンより、M1チップを搭載したMacでもIDA Proがご使用頂けます。
M1チップでも従来通り、arm64の解析・デバッギングに対応します。保守が有効なMac版ライセンスをお持ちのお客様はARMにネイティブ対応したIDA Proへのアップデートが可能です。
– Go 言語サポート
Go言語で書かれたプログラムの解析がサポートされます。
Go言語特有の文字列、関数の解析から、スタックを使用したパラメーターの受け渡しといった独特な挙動の解析までIDA Proで解析頂けます。
– 刷新されたデコンパイラー
デコンパイラーの処理が改善され、変数名をIDA Proが自動的に割り当てるようになりました。
これにより調査員の手作業が削減される一方、コードの可読性が大幅に上がります。
詳細に関しては、Hex-Rays社のWebサイトをご確認ください。