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FTK: ツールのシステム構成 - ナレッジ&テクニック

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本項では、Exterro 社製フォレンジックツール FTK の、使用する上でのシステム最小構成・推奨構成、追加可能なイメージファイルの形式、解析可能なファイルシステムについて解説します。

システム最小構成・推奨構成

最小構成 推奨構成
OS Windows 10 *1
Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows 11
CPU 16 論理コア

  • Intel
  • AMD 64-bit
24 ~ 32 論理コア

  • Xeon
  • EPYC
  • Threadripper
RAM 24 GB FTK インターフェース用コンピューター *2

  • 2 GB / 1 論理コア

Database 用コンピューター *2

  • 4GB / 1 論理コア
ストレージ OS 40 GB 以上の空きスペース
Processing / Temp 50 GB 以上の空きスペース(SSD 推奨) 500GB(高IOPS)NVMe SSD
Case / Evidence フォールトトレラントな高速ストレージ(証拠ソースの 33 %以上の空きスペース)
Export FTK のワークフローに応じ可変
ランタイム .NET Framework 4.8, Microsoft Visual C++ 2015-2022 Redistributable
データベース PostgreSQL 14.0(または SQL Server 2016-2019)

*1 : 2025年10月14日 をもってサポート終了となります。
*2 : (例)FTK インターフェース用コンピューターの CPU が 32 論理コアの場合、2 × 32 = 64 GB

解析可能なファイルシステム

OS サポート対象ファイルシステム サポート対象データ
Linux ext2, ext3, ext4, JFS, Reiser, XFS, LVM, LVM2 メタデータ
UNIX UFS, UFS2, VxFS メタデータ
macOS APFS, HFS, HFS+ メタデータ
NAND YAFFS, YAFFS2 メタデータ
光学メディア CDFS, UDF メタデータ
Windows NTFS メタデータ(MFT、Windows セキュリティのメタデータを含む)、削除ファイル
FAT12, FAT16, FAT32 メタデータ、削除ファイル
exFAT メタデータ、削除ファイル、削除ファイルのメタデータ

追加可能なイメージファイルの形式

イメージタイプ形式 サポート対象の拡張子 分割されたイメージファイルのサポート
Advanced Forensics File イメージ .AFF4, .AFF-L サポート可
EnCase イメージ .E01, Ex01, .L01, .Lx01 サポート可
FTK 論理証拠イメージ .AD1 サポート可
macOS ディスクイメージ .dmg サポート可
RAW イメージ .bin, .dd, .img, .001 サポート可
仮想マシンイメージ .vdi, .vhd, .vhdx, .vmdk サポート可
SMART イメージ .S01 サポート可
X-Ways イメージ .ctr サポート可
その他 SnapBack, Ghost, Safeback 2.x, Nero NRG, ISO サポート可

更新履歴

更新日 更新内容 準拠するバージョン
2025年5月1日 記事作成 FTK v8.1

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