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Passware: ログの出力方法 - ナレッジ&テクニック

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本項では、Passware 社製パスワード解析ツール Passware Kit Forensic において、ログを出力する方法について解説します。

以下、Passware Kit Forensic 2025 v1 を使用していますが、基本的な操作方法は他のバージョンでも同様です。

ログの設定と出力場所

Passware Kit Forensic の記録されるログの種類と記録場所については、以下の通り確認することが出来ます:

 

  • [Tools] > [Options] でオプションダイアログを表示します。

 

  • “Logs” において、ログの記録場所 (Logs Folder) 、及び記録対象とそのレベル (Logging Level) を設定することが出来ます:

各レベルについて

“Logging Level” で設定されるログ記録のレベルは、以下の通りです:

  • Info : このレベルでは、ソフトウェアの動作に関するすべての情報を収集します。バージョン、起動時間、復旧プロセス(実際のパスワードやファイル名なし)、エラー、警告などです。通常のトラブルシューティングには、このレベルをお勧めします。
  • Error : このレベルでは、ソフトウェアで発生したエラーのみを収集します。サポートチームからの特別な指示がない限り、このレベルの使用はお勧めしません。
  • Warning : このレベルでは、ソフトウェアから一部の情報を収集し、発生した警告に主に焦点を当てます。必要がない場合は、このレベルの使用はお勧めしません。
  • Debug : サポートのトラブルシューティングを目的として、実行中のソフトウェアに関する拡張プロセス情報を追加する詳細なログが使用されます。サポートチームの要請があった場合のみに使用し、多くの容量を必要とする場合があります。
  • Disabled : ログは収集されません。問題が発生した場合に弊社がサポートできるよう、メインプロセスのログを無効にすることは推奨いたしません。

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